eMAXISSlim先進国株式インデックスの評判|コスト面が優秀な人気シリーズ

投資信託

投資信託選びで重視するポイントの1つに「運用コスト」があります。近年はインデックスファンドの低コスト競争が進んでいますが、その中でも常に業界最安コストを目指し続けるeMAXISSlim先進国株式インデックスがあります。

この記事では、コスト面が優秀な人気シリーズとして知られるeMAXISSlimシリーズから、eMAXISSlim先進国株式インデックスを取り上げていきたいと思います。常に信託報酬最安を目指し続けるファンドの姿勢や、実際の購入方法なども交えて解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

この記事でわかること

  • 信託報酬・実質コストは先進国株式で最安
  • 信託報酬の値下げ実施で、長期保有も安心
  • 分配金の抑制で低コストな運用が可能

eMAXISSlim先進国株式インデックスとは

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、2017年2月27日に設定されたインデックス型の投資信託です。設定から歴史は浅く、まだまだ新しい投資信託と言えますね。

低コストで運用できる投資信託「eMAXIS Slim」シリーズで、最大規模の純資産総額を持つ人気の投資信託しても知られています。インデックスファンドの低コスト競争において、常に最前線で戦い続けていることでも期待されています。

運営会社情報

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは,大手運用会社の三菱UFJ国際投信が運用するインデックス型の投資信託です。2017年2月27日に設定されています。

「eMAXIS Slim」シリーズは、このあと解説しますが信託報酬の安さも知られています。同じ先進国株式を扱う投資信託の中でも、最安水準の信託報酬となっています。

基本情報は以下の通りです。

運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2017年2月27日
運用形態 インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク MSCI KOKUSAI(配当込み・ネット)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込) 0.10230%
実質コスト 0.180%
純資産総額 1,001.03億円(2020.6.2時点)
(マザーファンド) 純資産総額 4,374億円(2019.5.13時点)
分配金実績
つみたてNISA 対象商品
SBI証券ポイント還元年率 0.03%
楽天証券ポイント還元年率 0.048%

 

純資産額

2020年5月の月報による純資産総額は以下の通りです。コロナショックの影響もあり、3月あたりに大きく下げています。ただしそれ以前は設定以来右肩上がりで純資産総額を伸ばしており、コロナショック以前には1200億円規模に達しています。

下落後も、800億円前後まで回復していることから、ファンドの規模感として大きな問題はなさそうですね。

画像引用:https://emaxis.jp/pdf/geppou/252653/252653_202005.pdf

ビジョン

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、eMAXIS Slimシリーズを通じて「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というコンセプトを掲げています。

日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指すファンドで、「原則として、為替ヘッジを行わない」という運用方針も明確にしています。

為替とは、異なる通貨を交換する際の取引レートのことを言うわけですが、投資信託では、購入時よりも円高になってしまった場合に損失が発生することがあります。この時の為替リスクを避けるためのものが、為替ヘッジです。為替ヘッジは、為替変動の影響を少なくするメリットがある一方、為替ヘッジコストがかかる円安に進んだ時にはその恩恵を受けられないというデメリットもあります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは為替ヘッジを行わないため、為替変動による影響を受けることになりますが、為替コストを気にする必要がありません。長期的に保有しながら大きなリターンを狙いたい人にお勧めですね。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの特徴は3つ

特徴1:信託報酬は先進国株式に投資する投資信託の中で最安

手数料についてはこの後にも触れますが、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、先進国株式へ投資する投資信託の中で最もコストが安いです。購入時手数料や信託財産留保額は必要なく、信託報酬のみになっているのが理由です。

特徴2:信託報酬の値下げ実施で、長期保有も安心

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、他社に負けないよう信託報酬の値下げを行い、常に業界最安水準を目指しています。過去に何度も信託報酬の値下げを実施しています。

2017/2/27 0.2160%(新規設定時)
2017/10/2 0.2052%
2017/11/10 0.20412%
2018/1/30 0.11826%
2018/7/25 0.11772%
2019/6/25 0.107892%
2019/10/1 0.10989%
2019/12/27 0.10615%
2020/3/17 0.10230%

これだけ頻繁に引き下げを行なっていることから、「業界最安水準を目指す」ことへの本気さを伺えますよね。投資信託の長期保有を考える方であれば、これだけ本気で値下げを実施してくれることはとても心強いでしょう。

特徴3:分配金を出さないことで低コストな運用が可能

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、分配金を出さない方針を打ち出しています。信託財産の成長を優先するために、分配金を抑制することをコンセプトに掲げています。

分配金を出さないことがなぜ低コスト運用に繋がるのかというと、分配金は税金がかかるからです。最終的な手残りが減ってしまうことになり、分配金を払い出さないようにすることで余計な税金を支払う必要がなくなります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスのファンド情報

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの投資スキーム

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの投資スキームは、「外国株式インデックス・マザーファンド」を親投資信託(「マザーファンド」)とするファミリーファンド方式です。

ベビーファンド(実際に投資家が購入する投資信託。上記画像のeMAXIS Slim 先進国株式インデックス)の資金を、投資先となるマザーファンド(複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託から資金を預かり、それをまとめて運用するのが上記画像の外国インデックス・マザーファンド)が資金運用を行うのがファミリーファンド方式と呼ばれる運用方式です。

対象指数は、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)です。「MSCIコクサイ・インデックス」は、先進国23カ国の中から、日本をのぞいた、海外の先進国22カ国の株式で構成されています。

投資ポートフォリオ

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックスを対象指数とし、先進22カ国の株式で構成されています。

主な組入先は以下の通りです。2020年5月現在はアメリカへの比率が高くなっていますね。先進国への投資と言っても、アメリカ経済の影響を受けやすい投資信託だと言えそうです。

2020年5月29日月次レポートより

組入銘柄は1300社を超えます。上位銘柄は以下の通りです。アップルやマイクロソフト、アマゾンなどここでもアメリカの企業が目立ちます。

2020年5月29日月次レポートより

必要な手数料

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、他社類似ファンドを常に意識し、業界最低水準の運用コストを目指しています。過去に何度も信託報酬の引き下げを実施。2020年3月17日には、それまでの0.0965%以内から0.0930%以内へと信託報酬の引き下げを実施しています。手数料は以下の通りです。

  • 購入時手数料:なし
  • 信託財産留保額:なし
  • 信託報酬:0.0930%

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは純資産総額によって信託報酬率が変化する「受益者還元型信託報酬」となっています。投資家による投資額が増えれば増えるほど、信託報酬はさらに安くなります。

引用元:業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施より

 

例)「毎月5万円」年間で60万円を積み立てる場合の手数料

60万円×0.0930%=年間558円

手数料は信託報酬のみで、購入時の手数料などもかかりません。毎月5万円程度積み立てる場合でも、年間500円程度の手数料と圧倒的に安いことがわかりますね。先進国株式に投資する投資信託の中で、手数料が最も安い水準を維持しています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの利回りを比較

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと同じく、先進国株式への投資を行う他の投資信託と利回りの比較を行ってみたいと思います。

利回り 半年 1年 3年
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 14.65% 7.81% 25.62%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

 

-1.34% 6.69% 22.42%
たわらノーロード 先進国株式

 

-1.36% 6.58% 22.27%

※2020年6月11日時点の情報を基に算出。

直近3年で見ても、同じように先進国株式を扱う投資信託より、高いリターンであることがわかります。特に直近半年においては、コロナショックの影響で多くの投資信託がマイナス運用になる中、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスはプラス運用と、安定したパフォーマンスであることがわかりますね。

長期的に見ても安定したパフォーマンスであることがわかります。信託報酬が安いという魅力もあることから、進国株式への投資を行う投資信託を選ぶ際には、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを選ぶと良さそうですね。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの始め方/購入方法

ステップ1.購入方法をチェックする

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは以下の2通りの購入方法があります。

  • スポット購入
  • 積み立て購入

スポット購入は都度購入していく買い方で、積み立て購入は毎月決まった金額を自動的に積み立てていく購入方式です。

ステップ2.購入額をチェックする

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、100円から投資することが可能です。スポット購入、積み立て購入ともに100円から購入することが可能です。

積み立ての100円投資は証券口座またはクレジットカード決済のみ適用となっていますので、預金口座振替依頼書への記入が必要になります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの解約方法

ステップ1.積み立て設定の解除

スポット購入の場合は必要ありませんが、積み立て購入の場合には、購入した証券会社の「自動積み立て設定」を解除する必要があります。投資信託を解約しても、積み立て設定を解除しておかないと、解約後も毎月継続して買い続けることになってしまうので注意が必要です。

ステップ2.投資信託の解除

自動積み立て設定を行っている場合、設定を解除する必要がありますが、解除後は投資信託の解約を行う必要があります。

この場合

  • 金額指定
  • 全額指定

の2通りの方法があり、金額や任意の口数を指定して売却するなどの選択が可能です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスのクチコミ

信託報酬の安さを評価する声が多く、まずは少額の積み立てから始める人の声も多く見つかります。

 

 

 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは最低100円から運用を始められる

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、スポット購入、積み立て購入ともに、最低100円から投資することが可能です。

投資信託によって最低購入金額は変わります。1万円程度から始められる投資信託が多い中、100円単位で投資できるので気軽に始められる投資信託だと言えますね。もちろん、数百円単位だとリターンも微々たるものになってしまいますので、まずは月3万円程度を積み立てていく形がオススメです。

まとめ

  • 信託報酬の安さは先進国株式を扱う投資信託の中で最安
  • 信託報酬は業界最安水準を意識して、何度も値下げを実施している
  • 分配金を抑制することで低コスト運用を実施

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、低コスト運用をコンセプトに掲げる人気シリーズです。積み立ての投資を行う人が多いため、純資産額総額が増えることでさらなる信託報酬の低下も期待できます。

リターンも直近3年の数字をみると安定しており、少額からの投資も可能なことから、初心者にもおすすめの投資信託と言えますね。

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