eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の評判|信託報酬は業界最安水準

投資信託

お勧めの投資信託としてよく名前が挙がるものの1つに「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」があります。利回りの高さや安定性が評価されているようです。また、信託報酬が安いことでも知られています。

この記事では、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)について解説していきます。なぜ人気が高いのか、運用実績や実際の購入方法なども交えて解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 分配金は抑制することで余計な税金がかからない投資信託
  • 信託報酬は業界最安水準
  • 米国株の成長を1本で広くカバー出来る

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とは

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、米国の株式市場を代表する指数S&P500との連動を目指すインデックスファンドです。「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というコンセプトの元、三菱UFJ国際投信によって運用されています。「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」でトップ10(第2位)に入るなど、人気の高さがうかがえますね。

運営会社情報

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は三菱UFJ国際投信が運営する投資信託です。「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」で第2位でしたが、前年の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」でも第8位に選ばれるなど、人気の高い投資信託として知られています。ファンド概要は以下です。

受託機関 三菱UFJ信託銀行
分類 国際株式型-北米株式型
ベンチマーク S&P500(配当込み)<Y>
リスク・リターン分類 値上がり益追求型+ リターン(1年) -2.50%(255位)
設定年月日 2018/07/03 信託期間 無期限
決算回数 年1回 販売手数料(上限・税込) 0.00%
信託報酬 年率0.0968% 信託財産留保額

純資産額

2020年5月現在の最新の純資産額は以下の通りです。コロナショックの影響もあり大きく下落していますが、2020年3月以前は順調に右肩上がりで推移しています。

コロナショックで各投資銘柄の価値が下がり、基準価格が落ち込むことによって9分の1程度まで落ち込んでしまっています。

しかし株価は気持ちで左右するものですから、実際の価値以上に価格を下げてしまっている銘柄もあります。そういった銘柄は今後コロナの収束とともに価格が戻ってくるでしょう。一部残念ながら倒産してしまった企業もありますが、アメリカもコロナのピークがすぎ始めていますし、徐々に純資産総額も戻ってくると考えて問題ないです。

また現在はコロナ前よりも基準価格が低いですから、『買い時』という判断にもなりますね。

リーマンショックの時もそうですが、経済はまた戻ります。
決して短期的な目先に囚われず、長期的な目線で判断しましょう。

引用:https://emaxis.jp/fund/253266.html

ビジョン

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトに掲げています。

投資信託を選ぶ際に、重要なのが運用コストになる信託報酬料です。低ければ低いほど、低コストで運用できる魅力的な投資信託と言えます。この後にも詳しくお話ししますが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は業界最安水準です。これまでに数回、信託報酬の引き下げを行っていることからも、常に他社を意識していることもわかります。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の特徴は3つ

特徴1.分配金を出さない

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、分配金を出さない方針を打ち出しています。信託財産の成長を優先し、原則として分配を抑制することをコンセプトとして明確にしています。(ただし「基準価額水準や市況動向等により変更する場合があります。」とも明記されていますので注意が必要ですね)

分配金がある方が魅力的だと感じる人も多いかもしれません。ですが、分配金には税金がかかります。その分の余分なコストがかかり、最終的に手元に残るお金が減ってしまうので、そうなると本末転倒です。

分配金を払い出さないようにすることで、余計な税金がかかりません。結果的に低コストでの運用が可能になるのは魅力的ですね。

特徴2.信託報酬は業界最安水準

常に業界最安水準の信託報酬を目指し、他社を意識した信託報酬の値下げを実施しています。他社が値下げを行うと、負けないように値下げを行なっています。過去二度に渡って信託報酬の引き下げを行っていることからも、本気で業界最安水準を目指していることが分かりますね。

2019/06/14:信託報酬0.1728% → 0.162%(消費税8%込)
2019/11/12:信託報酬0.165% → 0.0968%(消費税10%込)

「業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続ける」というコンセプト通り、常に業界最低水準を目指している印象です。こうした運営姿勢は、長期保有を考える上で大きな安心材料になりますね。

特徴3.米国株の成長を広くカバーできる

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、S&P500をベンチマークにしたインデックスファンドです。S&P500はアメリカの大企業500社分を元にして計算される株価指数で、米国株価市場の80%程度をカバーしています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資することで、米国市場に上場している優秀な500社へ投資を行うことができることになります。個別に500社分の株式を購入するとなると多くの資金が必要ですが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なら、これ1本で広くカバーすることができます。大手企業への分散投資を考える人にとっては魅力的ですよね。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のファンド情報

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の投資スキーム

ベンチマークはS&P500、S&P Dow Jones Indicesが算出しているアメリカの代表的な株式指数です。ニューヨーク証券取引所、NASDAQなどへ上場している銘柄から、代表的な大型株500銘柄の株価をもとにして算出されている指標の1つです。米国株式を代表する指数と言っても良いでしょう。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)では、「S&P500」と同様の値動きの成果を目指しています。「S&P500」は米国企業の時価総額上位500社によって構成されているので、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ投資することで、世界的な大企業500社へ分散投資を行うことができると言えますね。

交付目論見書2020.01.25より: https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/253266/253266_20200125.pdf

投資ポートフォリオ

代表的な構成銘柄は以下の通りです。世界的に有名な巨大企業が名を連ねています。日本でも名前の知られた大企業ばかりであることが分かります。

構成銘柄 銘柄コード 業種
マイクロソフト MSFT 情報技術
アップル AAPL 情報技術
アマゾン AMZN 一般消費財・サービス
フェイスブック FB コミュニケーション・サービス
バークシャー・ハサウェイ BRK.B 金融
JPモルガン JPM 金融
アルファベット C GOOG コミュニケーション・サービス
アルファベット A GOOGL コミュニケーション・サービス
ジョンソン&ジョンソン JNJ ヘルスケア
P&G PG 生活必需品

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の運用実績

交付目論見書2020.01.25より:https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/253266/253266_20200125.pdf

2018年7月の取り扱い開始より、約1年で基準価格が1000円ほどアップしていることが分かります。一時的に下げている場面もありますが、全体としては右肩上がりに推移していると言えます。

長期運用では一時的なマイナスはあるものです。しかし積立投資は「世界経済は右肩上がりで成長する」という仮定のもと行うもの。長期的に成長するからこそ短期的なマイナスは気にせず、落ち着いて積立を行いましょう。

ちなみにパフォーマンスは以下の通りです。設定以来ベンチマークを上回る運用が行われていますから、運用成績はむしろ優秀だと判断できますね。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)月次レポート 2020/04/30現在
https://emaxis.jp/pdf/geppou/253266/253266_202004.pdf

必要な手数料

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、信託報酬の安さが大きな魅力です。手数料はS&P500のみならず、米国株式を投資対象としたインデックスファンドの中で最低水準の「0.0968%(税込)」とかなり低くなっています。

購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.0968%

例えば「毎月5万円」年間で60万円を積み立てる場合、
60万円×0.0968%=580円

圧倒的に安いことが分かりますね。手数料は信託報酬のみ、購入時の手数料も必要ありません。他の投資信託と比べて圧倒的な手数料の安さは大きな魅力ですよね。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の利回りを比較

 

2020年4月末までの利回りは以下の通りです。まだ運用歴が浅く、実績についてはあくまでも短期的な視点で見ておくのが賢明です。

5年、10年という長期スパンでの保有を考えると、概ね4%〜12%程度の範囲で考えることが出来そうです。

参考:https://myindex.jp/data_i.php?q=SP1001JPY

ファンド名 1年 3年
(年率)
5年
(年率)
10年
(年率)
TOPIX連動型上場投資信託 野村 4.38% 7.23% 5.95% 9.49%
日経225連動型上場投資信託 野村 6.23% 10.27% 7.75% 11.41%
フィデリティ・USハイ・イールドF 4.67% 4.66% 2.83% 8.87%
フィデリティ・USリートB(H無) 14.00% 8.04% 5.58% 14.81%
ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配) 12.93% 8.60% 2.00% 6.56%
ひふみプラス 4.62% 12.64% 12.33%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 1.23%

1.16%

   

他、主要投資信託と比較して、見劣りする成績ではあります。

しかし、安定感があることが最大の強みではあります。

資金に余裕があってリターンを求めるならヘッジファンドという選択肢もありでしょう。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の始め方/購入方法

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、iDeco、積み立てNISAで購入できます。お得な購入方法をしっかりとチェックするようにしてくださいね。

ステップ1.つみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買える証券会社をチェックする

つみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買える証券会社は以下の5社です。中でも楽天証券はクレジットカード払いでの積み立てで「1%ポイント還元」を受けられるのでお得です。その他の証券会社にはポイント還元などはないので、その点も踏まえながら選ぶといいですね。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • auカブコム証券

つみたてNISA以外もカバーできるSBI証券もお勧めです。SBI証券なら、積み立てNISA以外に、iDeCo、米国株などあらゆるジャンルをカバーしています。低コストでの運用が可能なので、1つの証券会社で幅広くカバーしたい人にはお勧めです。

ステップ2. iDeCoでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買える証券会社をチェックする

iDeCoでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買える証券会社は以下の2社のみです。

  • SBI証券
  • マネックス証券

SBI証券は、つみたてNISAなど幅広くカバーしているので初心者の方にお勧めです。マネックス証券は低コストなところが魅力です。複数口座も作れるため、複数の口座で運用を考える中級者向けと言えます。商品拡張性にも優れているので、長期的な運用を考える上でも知っておくと便利ですよ。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のクチコミ

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の口コミには「信託報酬の安さ」「他社に信託報酬で負けないようにしている」などに好感を抱く人が多いようです。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は最低100円から運用を始められる

eMAeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は100円から投資することができます。スポット購入は100円以上、1円単位で購入できるのでお手軽ですね。積立の100円投資の場合は、証券口座もしくはクレジットカード決済のみ適用となっています。

手軽さからも、人気を集めていることがよく分かりますよね。少額から運用できることで、大きな金額をいきなり投資するのが怖い初心者にもお勧めです。

まとめ

  • 分配金を抑制して余計なコストがかからない
  • 引き下げ実績もあり。信託報酬は常に業界最安水準
  • 1本で米国の大企業に幅広く投資できる魅力

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はコストの安さ、1本でアメリカの大企業に広く投資できる点で安定性の高い投資信託として人気を集めています。

信託報酬については常に業界最安水準を目指し、これまでにも信託報酬を下げている実績があります。長期的に運用していく上で、信託報酬が安いことは大きな魅力ですよね。低コストでアメリカ株式に投資をしたいという方にはお勧めの投資信託です。

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