M&S投資案件の評価・評判を解説

ファンド

アクティビストファンドとして利回りが高い、といった声もあるM&Sというファンドの投資案件。興味があるものの、どんな内容かがよくわからず、気になっている人も多いかもしれません。

高い利回りで注目を集めているようですが、実績が見えにくいことから不安を感じる人も多いようです。

この記事では、M&Sの投資案件について詳しく解説していきたいと思います。どのような投資案件なのか、そもそもどのような会社なのか、などを解説していきます。M&Sへの投資を考えている人は、参考にしてみてください。

M&Sとは

M&Sの投資案件といえば、「高い利回り」に興味を抱く人が多いようです。過去には45%というような、かなり高い利回りを実現した年度もあるようです。ただし高い利回りをうたう案件には、詐欺案件も多いので、慎重に内容を精査する必要があると言えます。

投資案件について

M&Sはアクティビストファンドとして、国内の割安銘柄を購入し、その後は議決権などを使って経営を改善。株価を上げてから売り抜いて利益を得る手法をとっています。

大量保有報告書の提出を行っていることから、どこの企業に入っているかはわかりますが、実際にどの程度の影響力を持っているかは外からでは分かりません。主な投資先企業については、元々は公式HPから見ることができたようですが、2020年4月現在では確認ができないようになっています。

アジア圏にも影響力を持つ

2017年には「AsiaHedge Awards」にて、New Fund of the Year部門にノミネートされたことがあります。最終候補まで残っていたようなので、アジア圏において少なからず知名度、影響力を持つファンドという見方もできます。運用実績がわかりにくい分、こうしたノミネート実績を評価する人もいるようです。

M&Sの投資案件の特徴とは

運用手法について

国内の割安銘柄を購入するのが、M&Sのメインの運用手法です。実際にどのように所有しているかについては、EDINETなどで確認することができます。合同会社M&Sで国内銘柄を保有していることは、大量保有報告書の提出から確認することが可能です。

M&Sでは、投資先に要望者を提出し、受け入れない場合はプロキシーファイトを行うなどして、経営陣にプレッシャーをかけていきます。このようにして経営に積極的に関与しながら、株価を上げていくのがアクティビストファンドの手法です。

とは言え、提案、議決の場で多数票を取ることは簡単ではありません。M&Sの投資戦略としては、議決権を取ることを目的にするというより、経営陣にプレッシャーをかけながら、その中で譲歩を引き出すなどして企業価値を高め、その後高く売り抜く戦略をとっているのではないかと予測できます。

利回りと実績

ファンドへの投資を考える時、真っ先に確認すべき項目が利回りや配当などの運用実績です。M&Sの過去の運用実績については、過去に年利45%、27%と高い利回りを記録した年度もあるようです。

ただし、運用実績においては確かな情報は出てこないため、確実な情報とは言えません。もしこれだけの年利を叩き出しているとしたら、かなり魅力的な運用実績だと言えますが、実際に投資している人の情報を集めるなどして、慎重に見極めていく必要があります。

出資者の数

M&Sでは情報開示を行ってないため、実際にどのぐらいの出資者がいるのかはわかりません。ただし、総出資額は数十億円程度と言われていることから、おおよその数を推測することは出来ます。

一人当たりの最低出資額が1000万円であることを考えると、少なくみて数百人、多くみるとすれば数千人単位が出資していると考えられます。ただし、あくまでも出資者の数は判断材料の1つでしかありません。出資者が多いからといって、詐欺案件ではないとは言い切れません。ファンドの規模として、妥当な数字だとも言えるので、その辺を慎重に判断する必要があります。

所在地は東京都港区

M&S本社の所在地は、東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビ12階です。オフィスが実在するかどうかは、ファンドを見極める上で重要なポイントの1つですが、M&Sで気になるのは所在地がレンタルオフィスの住所になっていることです。

同じ所在地には、リージャス赤坂アークヒルズセンターというレンタルオフィスの会社が入っています。このレンタルオフィスには、固定の占有スペースの他に、コワーキングスペース、バーチャルオフィスなどもあります。固定の専有スペースではなく、バーチャルオフィスとして利用しているとなると大きな懸念材料になります。この辺りの情報に関しては、インターネットの情報だけでは判断がつきませんし、鵜呑みにも出来ません。投資を考える際には、オフィスに出向いて面談を行うなどして、自分の目で見て確かめることをお勧めします。

M&Sの投資案件で気をつけるポイント

高い利回りが魅力的なM&Sの投資案件ですが、実績が不透明な点については不安が残ります。そもそも情報開示義務はないため、開示されてないことに関しては、おかしなことではありません。仕方がないといえば仕方ないのですが、運用実績が見えにくいことに関しては、投資家にとって大きな不安材料となります。

実際に問い合わせを行った人の中には、「聞いても情報の開示はしてくれなかった」という声も見つかります。問い合わせをしても、やはり実績の開示は行っていないようです。

ファンドマネージャーについても、人物像が見えにくいことも気がかりです。ファンドの運用実績は、ファンドマネージャーの腕にかかっていることがほとんどで、どんな経歴の人物で、どんな実績なのかは、ファンドを選ぶ際にもみておくべきポイントの1つだからです。M&Sについてはファンドマネージャーが見えないので、代表の内藤氏が運用しているのか、他のファンドマネージャーがいるのかは定かではありません。

また、新規の出資受付は常時行なっているわけではないようです。タイミングによっては出資できないこともあるようなので、事前に確認しておく必要があると言えます。

M&Sの投資案件のまとめ

高い利回りを出していることでも知られるM&Sの投資案件ですが、運用実績の詳細は公開されておらず、不安を感じる人が多いのも事実です。ただし直近の運用実績として公開されている数値は魅力的な利回りばかりなので、その点に魅力を感じる人も多いようです。

ただし過去の実績が良くても、それがこの先も続くかどうかは別の話です。過去の実績に関してはあくまでも判断材料の1つとして、実績以外にもファンドの透明性や、運用体制なども含めて総合的に見ていく必要がありそうです。

タイミング次第では新規の受け入れを行なっていないようなので、出資を考える際は新規受付のタイミングなども事前に確認する必要がありそうです。高いパフォーマンスの投資案件は魅力的ですが、様々なヘッジファンドを比較するなどして、慎重に見極めるようにしましょう。

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