オーシャンズブリッジ合同会社(Oceans Bridge合同会社)の評判・評価を解説

ファンド

オーシャンズブリッジ合同会社(Oceans Bridge合同会社)は、東京都に本社を構えるアクティビストファンドです。オーシャンズブリッジの主要メンバーは、オックスフォード大学をはじめとした著名な大学出身者で構成されており、金融知識と投資経験が豊富なプロフェッショナルが多く在籍していることでも知られています。

この記事では、オーシャンズブリッジ合同会社とはどんなヘッジファンドなのか、どのような投資案件の運用を行っており、利回りはどうなっているのか等を見ていきたいと思います。

オーシャンズブリッジとは

オーシャンズブリッジは、2019年に設立されたまだまだ若い投資ファンドです。しかしながら、リターンの高さには目を見張るものがあり、その点で投資家の注目を集めています。

2019年の運用実績を見みても、リターン31.26%となっており、かなりの好成績であることがわかります。これだけの高いリターンを見ると、魅力的に感じる一方で、どのような運用を行っているのかが非常に気になるところです。

オーシャンズブリッジが運用しているファンドの投資対象は、日本株中心です。事業内容としては、「経営コンサルティング業務」「有価証券の保有、運用及び投資業務」「セミナー講演会等の企画、運営及び実施業務」などを行なっています。

高学歴のプロフェッショナル集団

オーシャンズブリッジ合同会社の代表社員は西学氏です。また、運営陣にはそうそうたるメンバーが名を連ねているようです。世界の大学ランキング1位のオックスフォード大学を卒業したメンバーや、国外・国内の著名な大学を卒業したメンバーなどが在籍し、ファンドを運営しています。

また、金融機関での豊富な実績を持つ投資プロフェッショナルも多く、豊富な実績と高学歴なメンバーが在籍していることもオーシャンズブリッジが注目を集める理由の1つになっています。

投資方法について

日本でも改めて注目を浴びはじめた「アクティビストファンド」ですが、オーシャンズブリッジでもこの投資手法を採用しています。アクティビストファンドとは、企業の株式の一部を買い取り、株主としての権利を行使しながら、その企業の価値を高め、市場での評価が高まったところで株を売却して利益を出す手法を取ったファンドのことを言います。日本では「村上ファンド」なども、この手法を採用していることが知られています。

オフィスは東京千代田区

オーシャンズブリッジの本社は、ホームページ上の情報から千代田区麹町にあることがわかります。東京のど真ん中、一等地にオフィスを構えていることから「バーチャルオフィスなのではないか?」と心配する声も多いようです。

実際に所在地を調べてみると、同じ住所にバーチャルオフィス、シェアオフィスが存在します。会社の登記用の住所であり、実態についてはわからない点が多いことについては注意が必要です。

オーシャンズブリッジの投資案件の特徴は?

オーシャンズブリッジでは、以下の4つの投資理念を元にファンドの運営を行なっています。

  • 一株主として企業価値・株主価値の最大化を第一目標とする
  • 投資先企業との対話を重視し、協調による価値創造を目指す
  • 近視眼的な行動に囚われず、中長期的な視点で収益を確保
  • マーケットに左右されない徹底したリスクヘッジを追求

投資会社としてしっかりとした理念があるかどうかは、1つの判断材料となります。どのような理念を掲げ、どのような活動を行なっているかはチェックしておく方が良いと言えるでしょう。

高いリターンを生み出すための投資判断

オーシャンズブリッジは、国内の上場株式の中で、特に中小型株を投資対象としています。

割安な株価で放置されている企業に目をつけ投資を行なっています。その中でも、資本効率やコーポレートガバナンスの改善によるアップサイドが期待できるような企業をリサーチし、その上で、対象企業へのインタビューまでしっかり行なっているようです。

このようにして厳選された投資対象企業に、その企業の市場シェア・企業収益の質・バランスシートなどを、オーシャンズブリッジ独自の評価基準と照らし合わせ、点数化することで総合的に最終的な投資判断を行っています。指針とするポイントは以下の5つです。

日本国内の上場株式を対象とする
時価総額が500億円以下であること
株主構成を確認したうえで取引先等の持合い関係での保有が過半数を占めていない
PBRが1倍を割れていること
時価総額と比べて換金性の高い流動性資産が潤沢であること

返戻率

2019年4月以降の返戻率は以下の通りです。

  • 4月+3.91%
  • 5月-1.26%
  • 6月+1.87%
  • 7月+2.58%
  • 8月+3.82%
  • 9月+6.25%
  • 10月+8.37%
  • 11月+10.96%
  • 12月 未検出
  • YTD … 31.26%

2019年5月は、TOPIXが7%近く下げたようで唯一の下げとなっていますが、それでもマイナス幅は最低ラインまで抑えています。このことから、下げ局面にもある程度強いでのはないかと判断できます。

今後もこのまま好成績を維持していくかはわかりませんが、設立から間もないヘッジファンドがここまで大きなリターンを出している事実は、多くの人たちが高い期待を抱くようです。

最低投資額は1000万円から

オーシャンズブリッジの最低投資金額は、国内のヘッジファンドにも多い、1,000万円からとなっています。海外の有名なヘッジファンド、富裕層向けのヘッジファンドに比べるとそこまで高額ではありませんが、とはいえ一般的な投資家にとっては1,000万円という額は高いハードルになります。オーシャンズブリッジの投資先、投資方針などをしっかりとリサーチした上で慎重に検討する必要があるでしょう。

積極的な情報公開

オーシャンズブリッジなどの、一般的なヘッジファンドでは、それぞれに独自の運営戦略を持ち投資金の運用を行っています。そうしたことから、投資銘柄や運用方法など、具体的なことは明かされないことも多いのですが、オーシャンズブリッジは積極的に投資内容の情報公開をしています。それ故に、透明度の高いファンドとしての評価もあります。

一般的なヘッジファンドの運用レポートでは、投資割合の大きい銘柄は公開されていても、細かい銘柄は省かれていることがほとんどです。オーシャンズブリッジでは、自分が投資しているお金がどの企業に使われているかが見て取れるので、貢献度、満足度、安心感を感じるファンドという評価に繋がっているようです。

オーシャンズブリッジについて気をつけること

オーシャンズブリッジに投資する上で、気をつけるべきポイントは以下です。

  • 運用年数が浅い
  • 最低投資金額が高額
  • 流動性に問題がある可能性

まだまだ実績が浅い

オーシャンズブリッジは、2019年から運用を始めた、まだまだ新しいヘッジファンドです。評判や口コミは今のところ見当たりませんが、今後ちらほら出てくるでしょう。実績の浅さに関しては、ある程度長期的に見ていく必要があると言えます。

最低投資金の高さに関しては、ファンドによって相談に応じてくれることもあります。将来的に投資金を増やす前提であれば、最初は少ない資金からでも可能な場合があるので、直接オーシャンズブリッジに問い合わせるなどしてみましょう。

流動性の低さには注意が必要

オーシャンズブリッジでは投資ターゲットを「時価総額が500億円以下」にしているため、一般的に知名度の低い、人気のない銘柄に投資することになります。そのような銘柄は、売買の出来高が少なく流動性が低くなるため、売りたい時に売れない可能性が出てきます。この点については注意が必要です。ファンドは株式と違い、「塩漬けリスク」がある点を、肝に銘じておく必要もあるのです。

オーシャンズブリッジのまとめ

オーシャンズブリッジの特徴である、「アクティビストファンド」という投資手法には、企業価値を高めていく利益重視の側面があり、日本の中小型株を主な投資対象としているという特徴があります。

アクティビストファンドは、ハイリスクハイリターンという印象がありますが、オーシャンズブリッジは割安株にフォーカスしていますので、値下がりの心配は低いと言えるかもしれません。ただし一方で、リターンが得られるまでに時間を要することが多いことを認識しておきましょう。

また、オーシャンズブリッジは情報公開を積極的に行っています。細かい質問にもきちんと答えてくれるという口コミもあるようなので、わからないことは必ず確認するなどしましょう。どちらにしても慎重に見極め、必ず余剰資金で投資するようにしましょう。

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