SBI日本株4.3ブルの評判|高いレバレッジが特徴

投資信託

SBIアセットマネジメントから出ている、人気の高いレバレッジ型の投資信託「SBI日本株4.3ブル」。高いレバレッジが特徴的で、短期でハイリターンが狙えるギャンブル的要素の高い投資信託として知られています。証券会社の人気ランキングで目にして、気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、日本株4.3ブルとはどんな投資信託なのか、ファンドの姿勢や、実際の購入方法なども交えて解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 上昇相場では大きなリターンを期待
  • ただし下落相場では大きなマイナスが出る
  • 横ばいの相場でも損失が出るので注意が必要

 

SBI日本株4.3ブルとは

ブル・ベアファンドとは、市場の逆の値動きを目指す投資信託です。ブルは雄牛が角を下から上に突き上げる仕草を表すことから「上昇相場」、ベアは熊が前足を振り下ろす仕草を表すことから「下落相場」を表現されています。相場が上昇する場合は「ブル」、相場が下落する場合は「ベア」に投資するのが、ブル・ベアファンドの特徴です。

「SBI日本株4.3ブル」は、日本の株式市場の概ね4.3倍程度、逆の値動きになることを目指して運用される投資信託です。市場の逆の値動きを目指すのがブル・ベアファンドの大きな特徴ですが、株式市場より大きなリターンが期待できます。

先物取引と違って、投資した金額以上の損失が出ない点がブルベアファンドのメリットです。

 

運営会社情報

SBI日本株4.3ブルの委託会社は大手証券会社SBIアセットマネジメントです。SBIアセットマネジメントの会社情報は以下の通りです。

会社名 SBIアセットマネジメント株式会社
所在地 〒106-6015
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー
TEL:03-6229-0170(代表)
FAX:03-5562-0815
URL:http://www.sbiam.co.jp/
設立年月日 昭和61年8月29日
事業内容 投資運用業、第二種金融商品取引業及び投資助言・代理業
登録番号 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第311号
加入協会 一般社団法人 投資信託協会
一般社団法人 日本投資顧問業協会
主要役員 代表取締役社長
梅本 賢一
資本金 400.2百万円
役職員数 21名(非常勤含む)

純資産額

2020年6月には一時的に200億円を越えるなど、ここ数年は順調に純資産総額を伸ばしていました。2020年8月時点での純資産は110億円前後と、6月以降少し停滞気味な印象です。

ただし2017年の設定来、概ね順調に資産総額を伸ばしています。2020年に入ってからは、100億円のラインを超えてからは一時的に200億円を越えるまでに増えるなど、近年のブル・ベアファンドの注目の高まりが顕著に現れていますね。

※2020年8月17日現在 引用元:楽天証券

ビジョン

SBI日本株4.3ブルは株価指数先物取引を積極的に活用して、日々の基準価額の値動きが株式市場全体の値動きの概ね4.3倍程度となるよう、投資成果を目指して運用される投資信託です。

短期でハイリターンを狙う人向けの、高レバレッジ型投資信託と言えるわけですが、ハイリターンの影にはハイリスクな側面が見えてきます。メリットだけでなく、デメリットについてもしっかりと把握した上で、判断をする必要がありますね。

 

SBI日本株4.3ブルの特徴は3つ

特徴1 短期でハイリターンを狙うレバレッジ型

SBI日本株4.3ブルの一番の特徴は、高いレバレッジにあります。4.3倍のレバレッジをかけることで通常の値動きの4.3倍の動きを期待、短期でもハイリターンを期待できます。

特に上昇局面におけるリターンに関しては、下記の目論見書の内容をご覧頂いても、高いリターンを得られることがおわかり頂けると思います。

目論見書より引用

上記のように相場の上昇局面が続く場合、株式式場は10%の増加に止まっているのに対して、ファンドは48.4%上昇していることがわかります。高いレバレッジをかけることで、株式市場の値動き以上の成果が得られることが分かりますね。

ただし上記の右側のグラフのように、上昇と下落を繰り返す局面では、上昇が続く局面に比べて増加率は下がります。多くの場合、一方的に上昇し続ける局面は少なく、上昇、下降を繰り返すことが多いので、過度なリターンを期待しないようにするのが賢明ですね。

 

特徴2 下落局面は大きな損失が出る

高いレバレッジをかけることで、上昇局面では大きなリターンを期待できる一方で、下落局面では大きな損失が出るので注意が必要です。

左のグラフのような下落が続く相場では、下落率が株式相場10%に対してファンド37.8%となっているので、4.3倍のレバレッジ内で収まっていることが分かります。

注意すべきは、上昇と下落を繰り返す局面です。上昇と下落を繰り返しながら下げていく場合は、株式相場10%に対して、ファンドは46.6%下落しています。SBI日本株4.3ブルは、上昇と下落を繰り返す局面では大きな損失が出てしまうのです。

上昇局面同様に、下降局面の多くも、上昇と下降を繰り返しながら推移していくことが多いわけですから、下降トレンドにおいては大きな損失が出る可能性があることを知っておく必要がありますね。

 

特徴3 相場が「横ばい」でも大きな損失が出る可能性

上昇トレンド、下降トレンドでの、それぞれのファンドの値動きについてみてきましたが、相場が「横ばいの時」の際の値動きにも十分注意が必要です。なぜならSBI日本株4.3ブルでは、相場が横ばいででも大きな損失が出る可能性があるからです。

以下は、上昇、下降を20日間繰り返すことを想定したグラフです。

目論見書でも「わが国の株式市場が上昇と下落を繰返しながら動いた場合は、保有期間が長くなるほど基準価額が押し下げられる傾向となります。」と記載されているように、上昇、下降を繰り返す場合は、基準価額は大きく押し下げられます。

上記グラフでは、株式市場は上昇、下降を繰り返して、最終的に相場が戻っている場合でも、ファンドは30.1%の損失が出ていることが分かります。レバレッジをかけることにより、相場が横ばいであっても、最終的には大きな損失が出てしまうのです。

上昇局面では大きな利益が取れるものの、下落、横ばいの相場では損失が出てしまうことから、上昇局面を狙った短期保有向けの投資信託だと言えそうですね。

 

SBI日本株4.3ブルのファンド情報

SBI日本株4.3ブルの投資スキーム

SBI日本株4.3ブルは、投資者から集めた資金を株価v指数先物や、公社債などに投資を行い、利益を分配金としてリターンする仕組みです。

投資スキーム自体は至ってシンプルですが、人気の高さの理由はやはり高いレバレッジをきたせたハイリターン型のファンドであることです。ただし先ほどもお伝えしたように、あくまでも短期保有型のファンドであることには十分注意しなくてはいけません。

長期保有のリスクを理解せず、持ち続けていると大きな損失につながることがあるので注意してくださいね。

 

投資ポートフォリオ

SBI日本株4.3ブルは、株価指数先物・公社債などへ投資を行うファンドです。利用する株価指数先物取引の種類は、流動性、効率性等を見ながら決められています。

 

必要な手数料

SBI日本株4.3ブルの手数料は以下の通りです。

  • 購入時手数料:2.2%
  • 信託財産留保額:なし
  • 信託報酬:年0.968%

信託報酬はかなり安い設定になっています。短期保有を前提に購入する投資信託であること、短期のハイリターン狙いということもあり、手数料をあまり気にしない人も多いかもしれません。

一方で、購入時手数料は高めの設定なので注意が必要ですね。

例)「毎月5万円」年間で60万円を積み立てる場合の手数料

購入時  5万円×2.2%×12ヶ月=年間13,300円
信託報酬 60万円×0.968%=年間5808円

合計 19,108円

SBI日本株4.3ブルの利回りを比較

同じように高いレバレッジをかけて運用する「楽天日本株4.3倍ブル」と利回りを比較してみたいと思います。

  6ヶ月 1年 設定来
SBI日本株4.3倍ブル -36.79% 11.34% -46.26%
楽天日本株4.3倍ブル -34.50% 15.51% -22.39%

※2020年8月17日時点の基準価額を元に算出

 

上下動が大きく、切り取るスパンによって利回りは大きく変わりそうです。どちらにしても言えるのは、長期保有向きではないということです。

そういう意味で、長期的な運用実績に関してはあまり参考にならないかもしれませんね。一直線な上昇相場を除いて、横ばい、揉み合い時はマイナスになることを注意しましょう。

 

SBI日本株4.3ブルの始め方/購入方法

ステップ1.購入方法をチェックする

SBI日本株4.3ブルは、スポット購入のみです。通常の投資信託のように、毎月自動で買い増しを行う積み立て購入などは出来ません。

以下の証券会社などから購入できます。

  • 株式会社SBI証券
  • JPアセット証券株式会社
  • 立花証券株式会社
  • エイチ・エス証券株式会社
  • 東洋証券株式会社
  • 楽天証券株式会社
  • 内藤証券株式会社
  • 岡三オンライン証券株式会社
  • auカブコム証券株式会社
  • SMBC日興証券株式会社
  • マネックス証券株式会社
  • フィデリティ証券株式会社
  • 松井証券株式会社
  • 東海東京証券株式会社
  • 十六TT証券株式会社
  • 北洋証券株式会社
  • 株式会社イオン銀行

ステップ2.購入額をチェックする

どの証券会社から購入するかを決めたら、次に購入額を決めます。SBI日本株4.3ブルは、最低100円以上からの購入が可能です。少額から投資できる分、ハイリターン狙いのギャンブル的な投資にならないよう注意しましょうね。

 

SBI日本株4.3ブルの解約方法

投資信託の解除

投資信託の解約をしたい場合、購入した証券会社にて投資信託の解除を行う必要があります。金額指定をして、一部を解約するか、全額を解約するかを選択し、投資信託の解除を行います。

 

SBI日本株4.3ブルのクチコミ

短期的に「儲かった」「損した」という声が多く見つかります。中には少額でギャンブル的に投資する人も少なくないようです。口コミを見ても、やはり上昇相場で短期保有、利益が出たら早めに撤収、が鉄則と言えそうですね。

SBI日本株4.3ブルは最低100円から運用を始められる

SBI日本株4.3ブルは最低100円から投資できる手軽さがあります。ハイリターンを狙ってギャンブル的に購入する人も少なくないようです。少額だとリターンも小さく、あまり利益も狙えませんが、短期的に大きく動くこともあるので、投資初心者はいきなり大きな資金で投資しないようにしましょう。

ハイリターンの影にはハイリスクが潜んでいることに十分注意してくださいね。

まとめ

  • 上昇相場で大きなリターンが狙える
  • 下落相場では大きなマイナスに注意
  • 相場が横ばいでもマイナスになる危険性

SBI日本株4.3ブルは、株式相場の4.3倍の値動きを目指す投資信託です。株式相場の動き以上の大きなリターンを狙える期待から、近年人気の高い銘柄になっています。

ただし、ギャンブル的要素の高いハイリスクな投資信託であることも忘れてはいけません。横ばいの相場では大きなマイナスが出てしまうことから、長期保有には向きません。

大きく上昇し続ける相場でのみ利益が出せる投資信託ということもあるので、投資信託初心者向きではありませんね。ハイリターンを狙いたくなる気持ちはわかりますが、投資はギャンブルでありません。その点をしっかりと考え、慎重に判断してくださいね。

タイトルとURLをコピーしました