UBS原油先物ファンドの評判|変動リスクの高さに要注意

投資信託

UBS原油先物ファンドは、原油の動きに合わせて連動する投資信託です。2020年4月前後の原油価格の暴落をきっかけに、原油への注目が集まり投資信託を購入する人も増えています。

この記事では数ある投資信託の中から、UBS原油先物ファンドについてみていきたいと思います。UBS原油先物ファンドとはどんなファンドなのか、どのような特徴があるのかなど、ファンドの姿勢や、実際の購入方法なども交えて解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 原油は変動リスクが高い
  • 短期間で大きな利益が得られることも
  • 信託期間は2022年まで

UBS原油先物ファンドとは

投資信託初心者にとって「原油への投資」は耳馴染みのない言葉かもしれませんね。一見難しそうにも聞こますが、UBS原油先物ファンドの仕組みは実にシンプルです。

UBS原油先物ファンドは、WTI原油指数に連動した「インデックス型」の投資信託です。インデックス型の投資信託は保有コストが安く、近年人気を集めています。ただし、USB原油先物ファンドは、信託報酬がかなり割高です。年率0.74%(税抜)とアクティブ型と同じレベルの高さなので注意が必要です。

償還日は2022年12月5日となっており、今からですとあまり期間がありません。受益者に有利であると認めた際、信託期間の延長も視野に入れているようです。しかし予定は未定です。長期保有には向かないため、購入を検討する際には注意が必要ですね。

運営会社情報

設定日は2009年2月16日と運用実績は長いファンドです。運用会社は世界有数の大手資産運用会社UBSアセット・マネジメントです。UBSアセット・マネジメントは世界50カ国余で、富裕層向けのウェルスマネジメント、投資銀行・証券業務、およびアセット・マネジメントなど、世界最大規模で金融サービスを提供する巨大金融グループです。

UBSアセット・マネジメントはスイスに本拠地を置く会社で、UBSアセット・マネジメント株式会社が日本拠点となっています。ファンドの基本情報は以下です。

ファンド名 UBS原油先物ファンド
運用会社 UBSアセット・マネジメント
分類 コモディティ
ベンチマーク UBSブルームバーグCMCI指数WTI原油指数(円換算ベース)
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率0.74%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
決算日 12月5日
分配金 実績なし
設定日 2009年2月16日
信託期間(償還日) 2022年12月5日

 

純資産額

2009年の設定以降、一旦50億円規模にまで増やしていますが、それ以降純資産額は緩やかに上昇と減少を繰り返しています。2015年以降は大きく増やしながら、2018年から2019年にかけて緩やかに減少しました。2020年4月以降は増加傾向にあり、2020年6月現在は240億円規模にまで増えています。

 

引用元:楽天証券

ビジョン

USB原油先物ファンドは、世界の代表的商品市況を表すUBSブルームバーグCMCI指数のWTI原油指数(円換算ベース)と連動するファンドです。WTI原油の先物指数動向による成果を目指し運用が行われます。

原則として、為替ヘッジは行わないという運用方針が目論見書で明確に打ち出されています。投資信託は購入時より円高になってしまうと、損失が発生することがあります。この時の為替リスクを避けるためのものが為替ヘッジですが、為替変動の影響が受けにくくなるものの、為替ヘッジコストがかかることや円安に進むと恩恵を受けられないなどのデメリットもあります。

為替ヘッジを行わないことで、為替変動による影響を少なからず受けることになりますが、為替コストを気にする必要がなくなるので、長期保有には適していると言えますね。

UBS原油先物ファンドの特徴は3つ

特徴1 原油指数に連動するため変動リスクが高い

UBS原油先物ファンドは原油指数に連動する投資信託ですが、原油の値動きは株式市場や世界経済の動向によって大きく動きます。乱高下することも珍しくないことから、変動リスクが高い投資信託と言えますね。

短期で基準価額が半分以下になってしまうようなケースもあります。世界経済の動向には十分注意しながら、迅速な対応が求められるでしょう。大きく暴落する局面では、短期間で一気に動くこともあるので特に注意が必要です。

特徴2 短期間で利益が得られることも

乱高下することも珍しくなく、大暴落する局面で大きく動く可能性があることをお伝えしましたが、原油の上昇相場などでは、短期間でも大きな利益を得られることもあります。

株式市場と連動する一般的な投資信託に比べて、短期間で大きな利益を得られることはUBS原油先物ファンドの魅力と言えるかもしれません。ただし暴落時は短期間で一気に下がりますので、注意が必要です。

特徴3 信託期間は2022年まで

UBS原油先物ファンドは2009年に設定され、信託期間は「2022年12月5日」となっています。2022年12月5日で投資信託が償還され運用が終了となることがアナウンスされています。数年先を見据えた長期保有には向かない投資信託と言えますね。

購入する場合は、信託終了予定日から半年前ぐらいからは動きをチェックするようにしましょう。予定通り終了となる場合は、自動的に現金化されることになるので、運用会社のHP等などの公式のアナウンスを確認しておくことがオススメです。

UBS原油先物ファンドのファンド情報

UBS原油先物ファンドの投資スキーム

UBS現有先物ファンドは、UBSブルームバーグCMCI指数のWTI原油指数に価格が連動する上場投資信託証券を中心に投資を行います。

世界の代表的商品市況を表すUBSブルームバーグCMCI指数の「WTI原油指数」に価格が連動する、上場投資信託証券を中心に投資するスキームです。

ベンチマークはUBSブルームバーグCMCI指数WTI原油指数(円換算ベース)ですが、UBSブルームバーグCMCI指数WTI原油指数と、WTI原油先物価格の動きは必ずしも一致するわけではありません。値動きが乖離することもあるため、あくまで参考程度に見ておくようにしましょう。

投資ポートフォリオ

2020年5月29日現在の資産構成比は以下の通りです。

  • 上場投資信託証券 99.6%
  • コールローン・その他 0.4%

合計 100.0%

UBSブルームバーグCMCI指数の「WTI原油指数」に価格が連動する上場投資信託証券への投資がほぼ全てです。このことからも、UBS原油先物ファンドが原油の値動きに大きく左右されることがわかりますね。

必要な手数料

UBS原油先物ファンド2020年5月29日現在の手数料は以下の通りです。購入時手数料の高さが気になるところですが、信託財産留保額(投資信託を解約する際に投資家が支払う費用)が0.3%差し引かれることにも注意が必要です。

購入時手数料:3.3%

信託財産留保額:0.3%

信託報酬:0.814%(税抜年率0.74%)

UBS原油先物ファンドの利回りを比較

※比較対象がわからず一旦空白にしています。

UBS原油先物ファンドの始め方/購入方法

ステップ1.購入方法をチェックする

UBS原油先物ファンドは、

  • スポット購入
  • 積み立て購入

2種類の購入方法があります。

スポット購入は都度買い増ししていく購入方法、積み立て購入は毎月決まった金額が自動的に積み立てられていく購入方式です。ただし、信託期間は2022年12月5日までとなっています。長期で積み立て保有を検討する際には、その点も踏まえて慎重に検討する必要がありそうですね。

 

販売会社は以下の通りです。

野村證券株式会社
auカブコム証券株式会社
株式会社福岡銀行
株式会社SBI証券
SMBC日興証券株式会社
楽天証券株式会社
マネックス証券株式会社

ステップ2.購入額をチェックする

UBS原油先物ファンドは、スポット購入、積み立て購入で最低購入額が変わります。申し込み単位は以下の通りです。

  • スポット購入:1万円以上1円単位
  • 積立:1,000円以上1円単位

積み立ては1000円からと少額の投資が可能ですが、短期間で乱高下するリスクもあります。

UBS原油先物ファンドの解約方法

ステップ1.積み立て設定の解除

積み立て購入の場合、まずは積み立て設定の解除が必要です。自動積み立て設定になっているため、投資信託を解約しても、その後も買い続けることになってしまうからです。

まずは購入した証券会社で自動積み立て設定の解除を行ってください。スポット購入の場合は特に必要ありません。

ステップ2.投資信託の解除

積み立て購入の場合は、自動積み立て設定の解除を行った上で、次に投資信託の解除を行います。

USB原油先物ファンドは、2022年12月5日で投資信託が償還される予定になっています。自動で現金化されることになるので、その点も注意しておく必要がありそうですね。

UBS原油先物ファンドのクチコミ

2020年4月の暴落以降、安くなったタイミングで投資信託を始める人が増えているようです。とは言え乱高下は気になるところなので、少額の積み立てからスタートする人が多いようですね。

UBS原油先物ファンドは最低 1000円から運用を始められる

UBS原油先物ファンドは、スポット購入、積み立て購入で最低購入額が変わります。スポットだと1万円以上から、積み立てだと1000円以上から運用を始めることができます。

少額で積み立てていく方法もあるとは言え、原油の値動きによって乱高下するリスクもあります。短期間で大きく変化する可能性も低くないので、積み立てでの運用を行う際にも、値動きは細かくチェックしておくのが賢明ですね。

まとめ

  • 変動リスクが高く暴落には気をつける必要あり
  • 短期間の大きな変動でまとまった利益が得られることも
  • 延長もあり得るものの、信託期間には注意が必要

UBS原油先物ファンドは、良くも悪くも変動の大きな原油価格の連動する投資信託です。短期間で利益が得られることもあるとは言え、大きく暴落することも珍しくありませんので、ギャンブル的に購入するのはお勧めできません。くれぐれも慎重に検討するようにしてくださいね。

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